ミモザの剪定時期はいつ?毎年花を咲かせるための剪定方法を紹介

小さくて黄色い花を咲かせるミモザは、庭木やシンボルツリー、切り花として人気が高いです。

上手に育てることができれば、毎年美しい花を咲かせますが、生育が早いため剪定をしないとどんどん幅が広がり手入れが困難になります。

また、害虫が発生したり枯れてしまったりといったリスクもあるため、必ず適期に剪定を行い、正しい方法を用いるようにしましょう。

本記事では、ミモザの剪定時期や方法、失敗しないためのコツを紹介します。

 

ミモザに剪定は必要?

ミモザの生育スピードはとても早く、剪定をしないと大きくなりすぎてしまいます。

縦にも横にも幅が広がって、いざ自分で剪定をしようにも手がつけられなくなるかもしれません。

また、枝葉が混み合うことから害虫が発生したり、枯れてしまったりする可能性もあります。

正しい剪定方法でミモザの美しい開花を守ってあげましょう。

 

ミモザの剪定時期は7月まで

ミモザの剪定時期は、4月〜6月です。

花が咲き終わり、翌年の花芽がつくまでの剪定が理想的なので遅くても7月までには終わらせるようにしてください。

花芽がつきだすと剪定の際に切り落としてしまう恐れがあるからです。

翌年も美しいミモザの花を咲かせるために時期は必ず守るようにしましょう。

もし翌年の花を諦めるのなら秋に剪定をすることもできます。

ただし、ミモザは寒さに弱いため伸びすぎた枝・枯れた枝を剪定するくらいの軽めに済ませるようにしましょう。

 

ミモザの剪定方法【図解】

ミモザの剪定は、「芯止め」「切り戻し剪定」「透かし剪定」の3種類あります。

木の状態に合わせて剪定方法を分けるようにしましょう。

 

バッサリ小さくする「芯止め」

芯止めとは、大きくなりすぎた木を小さく保つための剪定方法です。

木の主幹の頂点部分を剪定ノコギリで切り落とします。

思い切った剪定のように感じるため、躊躇うかもしれませんが上に伸びることを抑え、樹高の高さを控えることができます。

ひょろひょろに弱っていたミモザの木を太く育て、イキイキさせることも可能です。

なお、剪定後は切り口に癒合剤を満遍なく塗りましょう。

切り口から雑菌や雨水が入らないように保護するためです。

 

丸くしたいときは「切り戻し剪定」

切り戻し剪定とは、根元から剪定するのではなく枝の途中で切る剪定方法のことです。

樹形を整えながら剪定をするためミモザを丸く育てたいときに最適です。

とはいえ、むやみに切ってしまうとその枝から新芽が生えて樹形が乱れるため、長く伸びた枝を選んで剪定しましょう。

ポイントは、新芽の上から切ること!

枝の太さに合わせて剪定バサミもしくは、剪定ノコギリを使います。

上から下に向かって切ることで、丸く整えることができますよ。

切ったあとは、芯止めと同じく癒合剤を塗りましょう。

 

木の風通しをよくする「透かし剪定」

透かし剪定とは、枝の根元から切り落とす剪定方法のことで、木の風通しをよくすることができます。

ひょろひょろの枝や弱っている枝はすぐ切り落としましょう。

また、内側に伸びていたり枯れていたりする枝も同様です。

以下の不要な枝を参考にバランスを見ながら剪定することをおすすめします。

他の剪定と同じく、剪定バサミまたは剪定ノコギリを使い、切り口には癒合剤を塗ります。

 

ミモザを小さく育てる方法

ミモザの成長スピードは早く、放置していると5m〜10mほどに育つと言われています。

そんなミモザを小さく育てたいときは、鉢植えにするといいでしょう。

ただし、庭木とは違い1m程度の小さなミモザをキープするためには、不要な枝を剪定し樹形を整え、芯止めもすることをおすすめします。

1m程度の小さなミモザをキープするためには、不要な枝を剪定し樹形を整え、芯止めもすることをおすすめします。

 

ミモザの剪定に失敗しないコツ

ミモザの剪定は自分でできる一方で、注意しなければいけないポイントがあります。

毎年美しい黄色い花を咲かせるためにも失敗しないコツを押さえておきましょう。

 

強剪定は控える

ミモザが若木のときは問題ありませんが、10年以上経ったミモザに強剪定はNGです。

強剪定が与える株への負担に耐えられないのが理由です。

全体が弱ったり、枯れたりする可能性があります。

負担をかけないように、不要な枝を剪定し、こまめに剪定をするようにしましょう。

放置して大きくなりすぎた場合は、業者依頼を検討してください。

 

剪定で葉を切りすぎない

剪定するときは、枝に葉が残った状態で切るようにしましょう

葉がなくなってしまうと枯れてしまうからです。

ミモザを切る位置は、花よりも下・葉の上が基本であり、新芽が出やすくなるメリットがあります。

 

不安が残るときはプロに任せる

ミモザは放置していると枝葉が生い茂り、剪定初心者には難易度が高いかもしれません。

また剪定をするときは木の状態に合わせることが求められるため、判断がつかないという人もいるでしょう。

もし少しでも剪定に不安が残るときは、まず業者に相談することをおすすめします。

無料見積もりや現地調査を行ってもらい予算内で庭が整うかしっかり検討しましょう。

 

まとめ

春の花で知られているミモザは、放置していると伸び放題になってしまうくらい成長スピードがはやい植物です。

必ず剪定をしなければならず、開花後7月までに終わらせるのが最適です。

また、剪定方法は「芯止め」「切り戻し剪定」「透かし剪定」の3種類で、木の状態に合わせて行いましょう。

ただし、大きくなりすぎたミモザを剪定するのは困難な部分があります。

そんなときはプロに任せてしまいましょう!

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