簡単に雑草を駆除する方法|駆除するポイント・維持管理法について紹介

せっかく綺麗な庭にしても雑草が伸びてきてしまうと残念な見た目になってしまいます。
また、雑草を放置することで害虫が住みついてしまうといったトラブルを招くこともあるでしょう。
雑草を駆除するときは、広範囲なのか、狭い隙間に生えているのかで駆除方法が変わります。
どこかで聞いたことがある手軽な駆除方法では対処が難しいかもしれません。
本記事ではおすすめの駆除方法から駆除のポイント、綺麗な庭を維持する管理法までしっかり解説します。
簡単に雑草を駆除する方法
雑草を駆除するにはいくつか方法があります。
広範囲に生えている?コンクリートの隙間?どのくらい生えてる?など、状態に合わせて駆除方法を取り入れましょう。
雑草駆除は重労働になりますが、比較的簡単にできる4つの方法を紹介します。
手で草むしりする
狭い範囲、一部の雑草であれば手で草むしりするのがベターです。
根元からごっそり抜くのがポイントですが、根を深く生やす雑草の場合は完璧に駆除することはできません。
しばらくするとまた生えてくるので、時期がきたら雑草駆除しましょう。
作業をするときは葉で手を切ってしまわないよう軍手を着用してください。
草刈り機を使う
広範囲に雑草が生えている場合は、草刈り機で一気に駆除してしまいましょう。
草刈り機には、エンジン式・コード式・バッテリー式と種類があり、費用やパワー、使い方などが違ってきます。
パワーで選ぶならエンジン式ですが、初心者は使いこなすのが難しいでしょう。
初めての草刈り機であれば、電動式コードレスがおすすめです。
除草剤をまく
しっかり雑草を駆除したいときは、除草剤がおすすめです。
ただし、農耕地(田んぼ・畑)と非農耕地(公園・庭・花壇)で使える除草剤が違うので注意しましょう。
また液体タイプは枯れるのが早く、粒剤タイプは長期的に効果があるといった特徴も踏まえて使用を検討してみてください。
一方で、除草剤に不安を感じている人は天然由来の製品を使うのも一つです。
業者に依頼する
雑草の駆除は広範囲になればなるだけ、自分でするのはとても大変です。
「除草剤は控えたい」「草むしりは重労働」とお考えであれば、業者に依頼するのがいいでしょう。
およその費用にはなりますが、一日作業で1万円〜3万円程度かと思われます。
業者・平米数・庭の環境などによって費用は変わるため、必ず見積もりを取るようにしてください。
業者であれば庭全体のメンテナンスも頼めるので、お庭の悩みが解決できるメリットがあります。
おすすめしない駆除の仕方
一方で、おすすめしない駆除方法もあります。
もしかしたら聞いたことがある方法かもしれませんが、どれにも多くのデメリットがあるためおすすめしません。
重曹で雑草を駆除する
重曹で雑草を駆除することはできますが、おすすめしません。
その理由に、重曹は効果が感じられるまで時間がかかることがあげられます。
粉のままでは浸透せず、重曹水(濃度8%程度)にして、さらに雑草を傷つけて浸透率をあげてから散布します。
狭い範囲で試すのはいいかもしれませんが、広範囲は効果が表れるまで時間がかかるためチャレンジするのは難しいでしょう。
塩で雑草を駆除する
塩で雑草を駆除する方法もありますが、撒いてから土壌に長期間塩が残ることから植物が育たない可能性があります。
また、塩が他の土に流れてしまうとその地に植えている植物も育たなくなってしまいます。
他にもインフラ設備にも影響を与えるリスクもあるため注意が必要です。
雑草の駆除にあえてリスクのある塩を選ばなくてもいいでしょう。
熱湯で雑草を駆除する
熱湯(60度以上)に触れた葉や茎は、細胞が崩壊し枯れます。
即効性はあるものの、土の中の根っこまで枯らすことはできません。
コンクリートの隙間から生える雑草の駆除には向いているかもしれませんが、広範囲に渡る庭に熱湯を用いるのは現実的ではないでしょう。
雑草駆除をするときのポイント
雑草の駆除をするにあたり、以下のポイントを意識するとスムーズに作業が進められます。
しっかり押さえてから駆除に取り掛かりましょう。
駆除は春と秋が適期
雑草の駆除は、春と秋が適しています。
春に駆除することで冬に雑草が芽吹くことを防げて、秋にも駆除すれば種を落とすことを防げます。
少し面倒には感じますが、春と秋に雑草の駆除をしておくと翌年の生え具合に大きな変化があるのです。
必要な道具を準備する
雑草の駆除をはじめる前に道具の準備をしておくとスムーズに作業に入れます。
どの駆除方法で取り掛かるかにもよりますが、軍手・ゴミ袋・ほうき・ちりとり・虫除けは最低限必要になるでしょう。
雑草の生長スピードを舐めてはいけません。
数日で生えてくることもあるため、駆除のタイミングを逃さないよう事前準備は行っておきましょう。
雨上がりに駆除がおすすめ
手で草むしりするときや除草剤をまくときは、湿った土の状態で行うのがベストです。
雑草の根は深く、湿った土のほうが簡単に抜き取ることができるからです。
また、除草剤の場合、浸透率が高くなり、不要なところまで飛び散ることもありません。
肌の露出は控える
駆除作業をしているときは暑くなるため、つい薄着になりがちですが草や葉に皮膚が触れてかぶれてしまったり、怪我をしたりする可能性があるため完全防備で挑みましょう。
- 長袖、長ズボン
- 軍手を着用
- 首元にはタオル
- 足元を覆う長靴
- マスク…など
肌の露出は控えて、しっかり対策をするようにしてくださいね。
雑草の成長を妨げる方法
雑草を駆除しても、しばらくするとまた伸びてきます。
生長が早いものであれば同季節に再度駆除することになるかもしれません。
そこで雑草が育ちにくい環境にして、生長を妨げる2つの方法について紹介します。
防草シートを敷く
防草シートは、日光を遮断して植物の生長を妨げる効果があります。
防草シートを敷くときは、除草し、地面を整えてから敷くのがポイント!
シートにシワができると砂埃がたまったり、破れたりするので注意しましょう。
風に煽られないように少しずつ敷いていき、飛ばされないようにピンで固定します。
このままでは見た目が不格好になるため、上に砂利やウッドチップ、人工芝などを設置するのがおすすめです。
グランドカバープランツを植える
グランドカバープランツは、地面を花で覆うための植物のことです。
雑草が生えるスペースを少なくすることで除草作業を軽減することができます。
見た目も花のじゅうたんのようになり美しく、花の種類によっては香りを楽しむこともでき、また地温の上昇を抑えたり、乾燥を防いだりする働きもあります。
除草してから花を植える工程でグランドカバーを植えて育てていきましょう。
おすすめのグランドカバープランツ
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まとめ
美しい庭を保つには、定期的に雑草を駆除する必要があります。
その方法に、草むしり・草刈り機・除草剤があげられ、狭い範囲なのか広範囲なのかで作業が変わります。
ただ、雑草は駆除してもまた生えてくるため、雑草が育ちにくい環境を作ることも大切です。
防草シートを敷いたり、グランドカバープランツを植えたりすれば雑草の育成を軽減することができるでしょう。
しかし、広範囲の庭の場合、雑草駆除・環境づくりはそう簡単なものではありません。
「時間がない」「自分でできるか不安」そんな人は、業者に依頼するのがおすすめです。
雑草駆除・環境づくりすべてを任せることができます。
TAKUMeeなら専門技術の高さと豊富な経験を有する造園業者を厳選し、地元の複数社からの無料見積もりをご案内いたします。
雑草のお悩み以外にも、庭木や植木の剪定・伐採など庭全体のメンテナンスも承っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
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