庭に雑草が生えないようにする方法|除草と防草対策でお庭トラブルを回避

庭に生える雑草問題は、一戸建てにお住まいですと永遠の課題になりますよね。

庭に雑草が生えなければどんなに楽かと思われるはずです。

そこで本記事では、庭に雑草が生えないようにする方法やお金がかからない方法&注意点を解説します。

住まい先のお庭にぴったりな対策を見つけましょう。

 

庭に草が生えてくる3つの原因

庭に雑草が生えないようにするには、まず草が生えてくる原因について知識を深めましょう。

主な原因は以下の通りです。

 

太陽の光

雑草も植物も光合成によって成長します。

その光合成には太陽の光が欠かせません。

太陽の光が当たり続けることで、雑草は伸び続けるため気がついたら手に負えないほど生い茂ってることもあります。

つまり、究極太陽の光を遮断できれば雑草は生えてこないということ。

防草シートやウッドデッキなどが雑草対策に役立つのは納得でしょう。

 

水・二酸化炭素

太陽の光と同様に、光合成に水・二酸化炭素が欠かせません。

こちらも遮断することで雑草の成長を防ぐことができますが、雨は降りますし、二酸化炭素は空気に含まれます。

そのため、遮断より雑草対策と取り除き方を検討することをおすすめします。

 

雑草も植物もから栄養を吸収するため、生長にとって重要な要素です。

植物を元気に育てるには欠かせませんが、雑草の生長を抑制したい場合は土をなくすといいでしょう。

コンクリートや砂利を舗装するのが雑草対策になります。

 

庭に雑草が生えないようにする方法

次に、庭に雑草が生えないようにする方法を具体的に解説します。

以下の8つの方法があるため、住まいの庭に取り入れられるものを検討しましょう。

 

庭に雑草が生えないようにする方法

  1. 砂利を撒く
  2. グランドカバープランツを植える
  3. 防草シートの上に砂利を撒く
  4. 防草シートの上に人工芝を敷く
  5. 庭をコンクリートにする
  6. 固まる土(防草土(砂))を敷く
  7. インターロッキングブロックを舗装する
  8. タイル・コンクリート平板・石貼りをする

 

砂利を撒く

雑草が生えないようにするために、土の剥き出しと光合成を防ぐ砂利を撒くのがおすすめです。

砂利を撒くことで、雑草が生い茂ることが防げて、雑草駆除する回数が圧倒的に減ります。

ただし歩行が困難になったり、ゴミが目立ったり、また砂利が散乱する、子供が遊べないといったデメリットもあるため生活環境を考慮した上で検討しましょう。

 

グランドカバープランツを植える

グランドカバープランツは、地面を花で覆うための植物のことです。

雑草が生えるスペースを少なくすることで除草作業を軽減することができます。

雑草の光合成を妨げて生えないようにしたり、雑草の繁殖を抑えたりする効果があるでしょう。

また地温の上昇を抑え、乾燥を防ぐ働きもあります。

 

おすすめのグランドカバープランツ

  • スーパーアリッサム
  • メカルドニアゴールドダスト
  • エボルブルスブルーラグーン
  • タマリュウ
  • 芝桜

 

ただし、グランドカバープランツを管理するため、定期的なメンテナンスは必要になります。

 

防草シートの上に砂利を撒く

防草シートは太陽の光を遮断するため、雑草の生長を抑制することができます。

ただ、防草シートだけでは見た目が不格好ですし、劣化しやすいため砂利を撒くといいでしょう。

とくに不織布の防草シートは劣化しにくく、砂利を撒くことで半永久的に使えます。

今後雑草が生えないように泥がついていない砂利を撒くのがポイント!

防草シートもシワにならないように敷く必要があるため、まとめて業者に依頼するのがおすすめです。

 

防草シートの上に人工芝を敷く

防草シートの上に人工芝を敷くのもおすすめです。

「防草シート+砂利」と同様に、太陽の光を遮断し雑草が生えないようにする働きがあります。

人工芝であれば、子供やペットの遊び場にもなりますし、寝転んだり走ったりすることも叶います。

ただ、芝の隙間から雑草が生えないように不織布の防草シートの上に敷くようにしましょう。

 

庭をコンクリートにする

雑草が生えないようにするもっとも効果的な方法は、コンクリートを舗装することです。

思い切って土をなくせば雑草は生えてきません。

雑草対策以外にも、自転車置き場にしたり荷物置き場にしたりすることもできます。

注意点は、コンクリートに厚みをもたすこと。

薄いコンクリートだと亀裂が入ったときに、そこから雑草が生えてきます。

厚みのさじ加減が難しく、平に施すためにコンクリートの舗装は業者に依頼するのがおすすめです。

 

固まる土(防草土)を敷く

コンクリートと似た手法で、固まる土(防草土)があります

一度施工すると、長期に渡って雑草の生長を抑制できるため駆除作業がほとんどなくなるでしょう。

壁際ギリギリまで土を敷き詰めることができ、壁際の雑草問題も解決できます。

ただし、土を薄く敷いてしまうと割れたり亀裂が入ったりしてしまい、そこから雑草が生えてきます。

またコンクリートほどの強度はないため、駐車場にするのはNGです。

人が歩く・ドッグランにする程度であれば問題ありません。

 

インターロッキングブロックを舗装する

インターロッキングブロックとは、コンクリートブロックをかみ合わせて敷き詰める舗装方法です。

土の上に砕石や砂を敷いて、さらにレンガを敷き詰めます。

コンクリートや固まる土と同様に、庭の土をなくして雑草対策を行うのです。

ただし、目地が目詰まりして排水性が悪くなるため、水はけ問題を解決しなければなりません。

そのため舗装は、業者に任せて美しく手間がかからないように仕上げてもらいましょう。

オシャレな庭にこだわる人におすすめの方法です。

 

タイル・コンクリート平板・石貼りをする

インターロッキングブロックと同じ手法で、タイル・コンクリート平板・石貼りもあります。

どれも庭の景観が違ってくるので、好みで選んで問題ないでしょう。

タイル・石貼りであれば掃除がしやすいですし、コンクリートは汚れが目立ちにくいです。

生活のしやすさも考慮して選ぶといいかもしれません。

 

お金のかからない雑草対策&注意点

では、次にお金のかからない雑草対策を3つ紹介します。

どれも取り入れやすいですが、それぞれに気をつけなければいけない注意点があるため、しっかり確認して検討しましょう。

 

重曹で雑草を駆除する

重曹を使って雑草駆除する方法があります。

重曹は特定農薬に指定されていることから、正しく使うことで雑草を枯らすことができるのです。

また安価であり、安全性が高いことから利用する人も多いでしょう。

ただし、重曹は効果が感じられるまで時間がかかります。

粉のままでは浸透せず、重曹水(濃度8%程度)にして、さらに雑草を傷つけて浸透率をあげてから散布する必要があるため広範囲には不向きです。

高い除草効果は得られず、こまめな草むしりをしなくてもよくなる程度に思っておきましょう。

 

塩で雑草を駆除する

塩で雑草を枯らすこともできますが、撒いてから土壌に長期間塩が残ることから周辺の植物に悪影響を及ぼすことがあります。

また雨に流されて植物が育たなくなったり、近隣のお庭トラブルになったりすることも考えられるでしょう。

他にもインフラ設備にも影響を与えるリスクもあるため注意が必要です。

容認し難いリスクがあるため、あえて塩で雑草駆除する必要はなさそうですね。

 

熱湯で雑草を駆除する

熱湯(60度以上)に触れた葉や茎は、細胞が崩壊し枯れます。

しかし、たっぷりの熱湯をかけて枯らすため大変な労力になりますし、それなのに土の中の根っこまで枯らすことはできないため非効率です。

隙間に生える雑草駆除にはいいかもしれませんが、枯れてもまた時期がきたら雑草は伸びてくるので広範囲はおすすめできません。

 

自分で雑草を駆除・除草する方法

業者に依頼せず、自分で雑草を駆除・除草する3つの方法を紹介します。

雑草の状態に合わせて使い分けてみてくださいね。

 

草むしり・草刈りをする

手軽に雑草駆除したいなら草むしりがおすすめです。

狭い範囲や部分的な雑草であれば、草むしりでも十分ですが広範囲だったり、根を深く生やしていたりする場合は手作業では追いつかないでしょう。

草むしりの場合、しばらくするとまた生えてくるので、時期がきたら駆除する必要があります。

作業をするときは葉で手を切ってしまわないよう軍手を着用してください。

 

草刈り機で刈り取る

広範囲に雑草が生えている場合は、草刈り機で刈ってしまうのがいいでしょう。

草むしりより格段にスピードアップでき、広範囲に渡って除草できます。

ただし、草刈り機には大きな刃がついているので怪我に注意しましょう。

初めての草刈り機であれば、エンジン式よりも比較的安全な電動式コードレスがおすすめです。

 

除草剤をまく

なるべく雑草が生えないようにするには、除草剤がおすすめです。

草むしり・草刈り機で雑草を駆除してもすぐに伸びてきます。

その点、除草剤であれば生長スピードを遅らせることができるため、作業回数がぐんっと減るでしょう。

ネットやホームセンターなどで簡単に手に入るのも利点です。

ただし、関係がないところまで散布すると枯れてしまうので注意しましょう。

また濃度や除草剤の種類もあるため、確認した上で使用するようにしてくださいね。

 

まとめ

雑草が生えないようにするには、砂利を撒いたりグランドカバープランツを植えたりなど、対策はたくさんあります。

他にも防草シートを使う、防草土・インターロッキングブロック・タイル・コンクリート平板・石貼りを舗装するといった土の状態をなくす手法も一つです。

また、お金のかからない対策方法もありますが、それぞれに注意すべき点があるため作業前にしっかり検討してください。

雑草を駆除するのは、簡単なことではありません。

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雑草のお悩み以外にも、庭木や植木の剪定・伐採など庭全体のメンテナンスも承っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

       

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