砂利の種類【庭・駐車場・外構】おすすめ11選&砂利の選び方を紹介
庭や駐車場、外構に砂利を敷いている光景はよく見かけますよね。
簡単におしゃれな仕上がりにできますし、水はけが良くなる、雑草対策ができるなどのメリットがあります。
また、砂利の上を歩くことで音がなるため防犯対策にもなります。
しかし砂利の種類は多く、「どの砂利を敷けばいいかわからない」という人は多いでしょう。
本記事では、砂利の選び方や庭・駐車場・外構それぞれにおすすめの砂利について紹介します。
砂利の選び方

砂利の種類はさまざまあり、「選ぶ基準がわからない…」と悩んでしまうかもしれません。
そのため以下の4つの選び方を参考にしてみてください。
色合いで選ぶ
砂利の色は、白・黒・グレー・ブラウンといった定番のものからグリーン・ブルー・ピンク・ミックスなどカラフルなものもあります。
フェンスや駐車場、外壁などと合う色の砂利を選ぶようにしましょう。
そうすることで建物全体の雰囲気とマッチします。
色合いによって仕上がりが変わるので、迷ったら家のテイストに合わせることを意識するといいでしょう。
値段で選ぶ
砂利の価格は、種類によってまちまちです。
10kg500円〜のものもあれば、10kg4,000円〜、または1トン売りをしているお店もあります。
砂利を敷く範囲や厚み、サイズなどを考慮し、予算に合わせて砂利を選択するのも一つです。
およその目安にはなりますが、10キロ1,000円〜2,000円が平均価格です。
メンテナンスのしやすさで選ぶ
砂利は雑草対策ができる一方で、根強い雑草だと隙間を掻い潜って伸びてくる場合があります。
また苔が生えたり、砂利の隙間に土や葉が落ちたりすれば除去しなければなりません。
あらかじめメンテナンスしやすい砂利を選ぶと手間が少なく済むでしょう。
砂利を敷く前に防草シートを敷くのも有効な方法ですよ。
人の目につくかつかないかで選ぶ
「人の目につくかつかないか」で砂利の選択肢を広げるのもおすすめです。
砂利は種類によって値段に大きな差があります。
そのためすべてを高い砂利にするとコストがかさんでしまうでしょう。
人目につかない箇所は安価な砂利を、人目がつきやすい箇所は高価であっても見栄えする砂利を選んで上手にコストカットしてみては?
庭におすすめの砂利の種類
庭におすすめの砂利の種類について、それぞれの特徴や値段、印象などを順に解説します。
白玉砂利

| 砂利の名前 | 白玉砂利 |
| 特徴 | 白の石灰岩の原石を砕き加工した石 |
| 値段(目安) | 2,000円〜/10キロ |
| 庭のイメージ | 洋風・和風・モダン・アジアンテイストetc |
白玉砂利は、庭石の中でもとくに人気の定番砂利です。
真っ白な石は、清潔感があり、影になる庭であっても明るく見せてくれます。
またどんなテイストにもマッチするため、洋風和風なんでもOK!
ただし、汚れやすいのが難点です。
砂利を敷く前に庭を綺麗にし、周囲に汚れの原因になるものはおかないようにしましょう。
赤玉砂利

| 砂利の名前 | 赤玉砂利 |
| 特徴 | 赤い大理石の砂利 |
| 値段(目安) | 2,000円〜/10キロ |
| 庭のイメージ | 洋風・カントリーガーデンetc |
赤玉砂利は、別名「レッドスプレッド」と呼ばれており、レンガを砕いたような赤褐色が印象的です。
砂利が乾いているときは、やさしい小豆色なのに、濡れたときはワイン色に変身するのも赤玉砂利の特徴であり風情を感じられます。
一つずつの砂利が小さいため、しっかり敷き詰めるようにしましょう。
青玉砂利

| 砂利の名前 | 青玉砂利 |
| 特徴 | 角が丸く削られた青系の砂利 |
| 値段(目安) | 1,500円〜/10キロ |
| 庭のイメージ | 洋風・和風・イングリッシュガーデンetc |
青玉砂利は、角が丸く削られた砕石です。
落ち着いた印象のため、洋風・和風どちらにもぴったりです。
砂利が乾いているときは、淡いブルーが涼しげな印象なのに対して、水に濡れると色が濃くなりエメラルドグリーンが美しく輝き神秘的な雰囲気を演出できます。
また、比較的安価なため駐車場や見えにくい箇所用の砂利にしてもいいかもしれません。
五色砂利

| 砂利の名前 | 五色砂利 |
| 特徴 | 角・面が丸く石材の色ムラによって五色に見える |
| 値段(目安) | 1,000円〜/10キロ |
| 庭のイメージ | 和風・日本庭園etc |
五色砂利とは、赤・黒・青・白などの色が混じった砂利のことです。
石材の色ムラによって五色に見えることが由来だと言われています。
青玉砂利と同じく、角が丸く削られており、また面も丸みを帯びているのが特徴です。
目を引く色合いが庭を華やかにしてくれて、また踏むと独特の音を楽しむことができます。
ただし、角・面が丸いので雑草対策には向きません。
対策するときは他の砂利も一緒に敷くようにしましょう。
金華砂利

| 砂利の名前 | 金華砂利 |
| 特徴 | 茨城県鹿島市で産出される天然の玉砂利 |
| 値段(目安) | 2,000円〜/10キロ |
| 庭のイメージ | 和風・モダンetc |
金華砂利は、茨城県鹿島市で産出される天然の玉砂利で、「鹿島砂利」とも呼ばれています。
主に茶色・黒・グレーが目立つ砂利で、シックな雰囲気がありますが、濡れると個々の色がはっきりするので強い印象を与えるでしょう。
そのため花壇や水廻りなどアクセントを付けたい箇所に敷くのがおすすめです。
また、角・面が丸いため雑草対策用には向いていません。
化粧砂利として利用するのが定番です。
那智黒石

| 砂利の名前 | 那智黒石 |
| 特徴 | 碁石のため強く置いても割れない硬い石 |
| 値段(目安) | 2,000円〜/10キロ |
| 庭のイメージ | 和風・庭園・モダンetc |
那智黒石は、三重県熊野市で産出される石で「神上石」「神渓石」「烏翠石」と呼ばれることもあります。
碁石(ごいし)に使われることが多いですが、庭園用の庭石として用いられることもあり、広い範囲に敷くのではなく少量をアクセント的に敷くのが定番です。
また、濡れたら艶っぽい上品な黒の石になるため、池や植木の下などに敷き詰めて景観を楽しむのもいいでしょう。
伊勢砂利

| 砂利の名前 | 伊勢砂利 |
| 特徴 | 多孔質のため、水はけ・水もちがいい |
| 値段(目安) | 2,000円〜/10キロ |
| 庭のイメージ | 洋風・和風・アジアンテイストetc |
伊勢砂利は、三重県朝明川流域で産出される砂利のこと。
別名「あさけ砂」「錆御影石」とも呼ばれています。
多孔質のため、水はけ・水もちがよく、敷砂利として古くから親しまれており、庭だけではなく外構にもおすすめです。
ベージュ・薄茶色・黒・白が混ざった石で、大きさもまちまちのため組み合わせ方によって庭のイメージに合わせることができます。
ゴツゴツした石のため、しっかり敷き詰めることで雑草対策も可能です。
バークチップ

| 砂利の名前 | バークチップ |
| 特徴 | デザイン性・機能性を兼ね備えたチップ |
| 値段(目安) | 2,000円〜/10キロ |
| 庭のイメージ | 洋風・アジアンテイスト・ヴィンテージetc |
バークチップは、松の樹皮を粉砕したあと角を丸く加工したウッドチップのことです。
花壇や庭木の根元に敷くことでグランドカバーの働きを担ってくれます。
防草シートを敷いてからバークチップを敷くと雑草対策がより有効なものとなるでしょう。
また、雨の日の泥はねを防ぐなどデザイン性だけではなく、機能性も高いです。
ただし湿気が溜まりやすい特徴を持つため、日差しがない環境にはおすすめしません。
駐車場・外構におすすめの砂利の種類
次に駐車場・外構におすすめの砂利の種類について紹介します。
グレー砕石

| 砂利の名前 | グレー砕石 |
| 特徴 | 岩石を粗削りに割った駐車場におすすめの砂利 |
| 値段(目安) | 1,500円〜/10kg |
グレー砕石は、駐車場に敷く砂利の中で一番人気であり定番です。
庭のイメージを選ばない、汚れが目立たないというメリットがあります。
乾いた状態のときは白っぽいグレーですが、濡れると濃いグレーになり、コンクリートや自然の砂とも馴染みやすいです。
ただし、荒削りの石のためヒールでは歩きにくかったり、怪我の危険があったりするかもしれません。
キャラメル砕石

| 砂利の名前 | キャラメル砕石 |
| 特徴 | ゴツゴツ感・馴染みやすい風合いがおしゃれ |
| 値段(目安) | 2,500円〜/10kg |
キャラメル砕石とは、名前の通りキャラメル色をした石のことです。
敷き詰めるとレンガチップのようにも見えますが、砕石ならではの角張ったゴツゴツ感や自然に馴染みやすい風合いがキャラメル砕石の特徴。
グレーや白の石も混じっているため、アンティーク調ではありますが優しい温かみも感じられます。
キャラメル砕石を敷くことで外観が明るくなります。
また、花壇やエクステリア、ロックガーデンに用いるのもおすすめです。
防犯砂利

| 砂利の名前 | 防犯砂利 |
| 特徴 | 軽く踏むだけで大きな音が出る |
| 値段(目安) | 1,500円〜/10kg |
防犯砂利は、軽く踏むだけで大きな音が出るように加工された、特殊な砂利のことです。
一般的に「70dB」以上の音が出るようになっていて、これは煩く感じる街頭やセミの泣き声、高速道路を走る車内くらいの騒音です。
不審者の侵入を防ぐ効果はもちろんのこと、雑草対策、靴が汚れにくくなるといったメリットがあります。
ただし、軽量のため購入後持ち帰るのは楽ですが、砕けやすく飛びやすいデメリットもあるため定期的にメンテナンスは行うようにしましょう。
まとめ
砂利の種類はたくさんあり、本記事で紹介したものは一部になります。
多くの情報を詰め込んでしまうと、どれを選んだらいいのかわからなくなってしまうので今回は厳選した11選を紹介しました。
ご自宅の庭や駐車場・外構のテイストとあったものを値段や敷く量、メンテナンス含め検討してみてください。
「砂利を敷くのが大変」という方は、業者に依頼するのもアリです!
TAKUMeeなら専門技術の高さと豊富な経験を有する造園業者を厳選し、地元の複数社からの無料見積もりをご案内いたします。
砂利敷き以外にも、庭木や植木の剪定・伐採も承っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
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