外構に砂利は後悔する?砂利の種類やおしゃれな砂利おすすめ7選を紹介

外構に砂利を敷くことでおしゃれにできたり、コストを抑えられたりします。

ただ一口に砂利と言っても、その種類は数え切れないほど。

そこで砂利を選ぶときは、家のテイストに合わせるのがポイントです。

洋風なのか和風なのか、その中でもモダン・ロックガーデン・カントリー・ヴィンテージなどどんな外構にしたいか検討してから砂利を選びましょう。

本記事では、砂利の種類や外構に砂利を敷くメリット・デメリット、おすすめのおしゃれな砂利を7選紹介します。

 

外構砂利の種類

主に砂利の種類は4種類に分けられます。

それぞれの特徴をまとめたので、砂利選びに役立ててください。

 

砂利(じゃり)
  • 自然の力で角が丸くなった石
  • 色・サイズのバリエーションが豊富
  • 庭・ガーデニングに使われることが多い
砕石(さいせき)
  • 岩石を粉砕機で人工的に砕いて作られた石
  • 角が尖っていて不揃い
  • 駐車場に使われることが多い
化粧砂利(け)しょうじゃり
  • さまざまな色や形が美しい砂利のこと
  • 模様があり、地方の特有の砂利も含まれる
    (伊勢砂利や白川砂利など)
  • ガーデニングやエクステリアに使われることが多い
防犯砂利(ぼうはんじゃり)
  • 防犯用に軽く踏むだけで音が鳴るように加工された砂利
  • とても軽い
  • 駐車場・玄関周りに使われることが多い

 

外構に砂利は後悔する?メリット・デメリット

外構に砂利を敷くことで得られるメリットがあれば、デメリットもあります。

よし悪し、どちらも把握して砂利を敷くか検討しましょう。

 

メリット:雑草対策ができる

砂利を敷くことで、雑草の根元や種に日光が当たることを防ぐため雑草対策ができます

とくに角張った砕石は、砂利同士が重なり合い隙間が少なくなるのでより効果的です。

砂利の隙間から雑草が伸びてきても、砂利の層によって地面に根付きにくく、雑草が抜きやすくなります。

さらに防草シートを敷いてから砂利を敷くと雑草取りをする必要がありません。

砂利が防草シートの劣化を抑える働きもあるため、相乗効果に期待できるでしょう。

 

メリット:泥はねを防げる

土だけの地面だと、雨や雪などによってぬかるんでしまうことがあります。

その点、砂利を敷いておけばぬかるみが表に出てくることはほとんどなく、泥はねを防ぐことができるでしょう

また、よほどの雨や雪ではない限り、水たまりができることもありません。

 

メリット:DIYでコスト削減

砂利はたくさんの種類があり、価格もまちまちです。

低価格のものだと、10kg500円〜で購入できます

砂利の種類やデザインにこだわると高価格になることもありますが、DIYを用いてコストダウンを狙ってみてはいかがでしょうか。

砂利は、ホームセンターやネットで購入することができます。

 

メリット:おしゃれな外観になる

砂利には、白・黒・グレー・ブラウンの単色やグリーン・ブルー・ピンク・ミックスなどカラフルなものもあります。

家のテイストに合わせて砂利を敷くと、一気におしゃれな外観に仕上がります

また、植物との相性もよく、シンボルツリーや花壇との組み合わせも抜群です!

手軽に印象を変えることができるので、気分で砂利を変えるのもおすすめですよ。

 

メリット:防犯対策ができる

防犯砂利は、防犯用に加工された特殊な砂利のため、防犯対策できるのは当然です。

防犯砂利ほどではありませんが、通常の砂利も音を立てずに歩くのは難しいでしょう。

そのため、防犯対策ができるといえます。

 

デメリット:メンテナンスが面倒

一方、砂利を敷くことでデメリットが発生することもあります。

まず一つ目はメンテナンスが面倒なこと。

白い砂利の場合、汚れが目立ちやすいです。

また、枯れ葉やゴミが溜まってもスムーズに掃き掃除で取り除くのは困難でしょう。

白い砂利を敷くときは、事前に外構周りを掃除して、周囲に汚れの原因になるものはおかないようにします。

掃き掃除が必要なときは、風でゴミをまとめる「ブロワー」を使うのがおすすめです

 

デメリット:足場が不安定

砂利はデコボコしているため、足場が悪く歩きづらくなります

とくにヒールを履く人や小さな子どもは、怪我の原因になるかもしれません。

解決策としては、砂利の敷き方を工夫したり、素材を変えたりする方法がおすすめです。

とはいえ、不安定な場所を歩くときは十分気をつけましょう。

 

デメリット:処分するときは大変

砂利は燃えるものではありませんし、重たいです。

そのため処分するときは少々面倒になるかもしれません。

砂利の敷き替えなどで処分が必要になった際は、以下の方法を検討してみてください。

  • 廃棄物事業者に問い合わせする
  • 砂利敷きを依頼する業者に相談する
  • 購入先のホームセンターで引き取ってもらう

 

外構におすすめ!おしゃれな砂利7選

外構を彩ってくれる砂利は、家のテイストに合わせるのが一番です。

家と外構がチグハグな印象にならないように、ここでは定番のものから一風変わったものまで、与える印象と併せて紹介します。

 

白玉砂利

砂利の名前 白玉砂利
特徴 白の石灰岩の原石を砕き加工した石
値段(目安) 2,000円〜/10キロ
印象 洋風・和風・モダン・アジアンテイストetc

 

白玉砂利は、人気の定番砂利です。

どんなテイストの外構にも合うため迷ったときは「白玉砂利」を選ぶといいでしょう

真っ白な石からは清潔感や明るいといった印象を感じられます。

ただし、真っ白がゆえに汚れが気になりやすいのが難点です。

 

赤玉砂利

砂利の名前 赤玉砂利
特徴 赤い大理石の砂利
値段(目安) 2,000円〜/10キロ
印象 洋風・カントリーガーデンetc

 

赤玉砂利は、別名「レッドスプレッド」と呼ばれています。

レンガを砕いたような赤褐色で、丸い形が特徴です

砂利が乾いているときは、やさしい小豆色ですが、濡れたときはワイン色になるため、色の変化を楽しめるのもポイント。

小さな砂利のため、ぎっしりと敷き詰めるようにしましょう。

そうすることで雑草対策にも有効です。

 

青玉砂利

砂利の名前 青玉砂利
特徴 角が丸く削られた青系の砂利
値段(目安) 1,500円〜/10キロ
印象 洋風・和風・イングリッシュガーデンetc

 

青玉砂利は、角が丸く削られた砂利です。

青といっても統一されたカラーではなく、濃い色・薄い色・デニムブルーなどが混じっているため落ち着いた印象を与えます

砂利が乾いているときは、淡いブルーなのに対して、水に濡れると色が濃くなりエメラルドグリーンになるため南国風のテイストにもおすすめです。

 

五色砂利

砂利の名前 五色砂利
特徴 角・面が丸く石材の色ムラによって五色に見える
値段(目安) 1,000円〜/10キロ
印象 和風・日本庭園etc

 

五色砂利とは、赤・黒・青・白などの色が混じった砂利のことです。

青玉砂利と同じく、角が丸く削られており、また面も丸みを帯びているのが特徴です。

華やかな色合いのため、一面に敷くのはもちろん、花壇や水場など部分的に敷くのもおしゃれに仕上がります

また踏むと独特の音を楽しめることから防犯対策にもなりやすいでしょう。

 

グレー砕石

砂利の名前 グレー砕石
特徴 岩石を粗削りに割った駐車場におすすめの砂利
値段(目安) 1,500円〜/10kg
印象 和風・洋風・西海岸etc

 

グレー砕石は、駐車場の砂利敷きの定番です。

コンクリートや自然の砂と馴染みやすい色だったり、汚れが目立ちにくかったりするからです。

ただし、荒削りの石のため歩きづらい、遊びづらいといったデメリットがあります。

 

キャラメル砕石

砂利の名前 キャラメル砕石
特徴 ゴツゴツ感・馴染みやすい風合いがおしゃれ
値段(目安) 2,500円〜/10kg
印象 和風・洋風・レンガ調・ロックガーデンetc

 

キャラメル砕石は、敷き詰めるとレンガチップのように見えますが、砕石ならではの角張ったゴツゴツ感や自然に馴染みやすい風合いが特徴です。

キャラメル色といっても濃かったり、薄かったりさまざまですし、グレーや白の石も混じっているため、ゴツゴツしているのに優しい温かみのある印象を感じられます

花壇やエクステリア、駐車場に用いるのがおすすめです。

 

防犯砂利

砂利の名前 防犯砂利
特徴 軽く踏むだけで大きな音が出る
値段(目安) 1,500円〜/10kg

 

防犯砂利は、一般的に軽く踏むだけで「70dB」以上の音が出るようになっています

これは煩く感じる街頭やセミの泣き声、高速道路を走る車内くらいの騒音です。

防犯対策はもちろんのこと、雑草対策、靴が汚れにくくなるといったメリットもあります。

ただし、軽量のため購入後持ち帰るのは楽ですが、砕けやすく飛びやすいデメリットもあるため定期的にメンテナンスは行うようにしましょう。

 

まとめ

砂利の種類は主に4種類あり、それぞれの特徴を把握して砂利選びに役立てましょう。

外構に砂利を敷くことで、雑草対策ができたりコスト削減ができたりします。

一方で、メンテナンスや処分が面倒になるデメリットもあるので、対策を考慮して砂利敷きを検討してください。

外構に合わせた砂利入手・敷く作業が面倒に感じる場合は、業者に任せてしまうのも一つです。

TAKUMeeなら専門技術の高さと豊富な経験を有する造園業者を厳選し、地元の複数社からの無料見積もりをご案内いたします。

砂利敷き以外にも、庭木や植木の剪定・伐採も承っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

       

人気の記事

       

人気のカテゴリ