ガーデンストーンとは|敷き方や購入方法、おすすめランキングを紹介

庭やアプローチを装飾するガーデンストーン。

聞いたことはあるけど、どういうものなのかイメージが湧かない人もいるのではないでしょうか。

「どれを選べばいいかわからない」「敷き方がわからない」そんな人に向けて、本記事ではガーデンストーンとは?の基本から敷き方、おすすめランキング、購入方法まで詳しく解説します。

 

ガーデンストーンとは

ガーデンストーンとは、庭や外構に敷くことができる砂利や庭石・敷石・踏石などの総称のことです

ガーデニングやエクステリアに使用するのが一般的。

ガーデンストーンの砂利には、五色砂利や玉砂利、砕石、化粧砂利などの種類があります。

庭石は、観賞用の石のこと。

敷石は、エクステリア用の乱形石や敷きレンガなど、また天然石もありますが色や模様、形、サイズがまちまちで経年劣化や外的要因によって変色することがあります。

次に踏石は、地面に敷かれた板状や薄い円柱状の石のことでアプローチに敷いたり、脱いだ靴を置くために玄関に敷いたりします。

用途と家のテイストに合わせて、ガーデンストーンを選びましょう!

 

ガーデンストーンの敷き方

ガーデンストーンは自分で敷くことができます。

砂利・庭石・敷石・踏石それぞれにやり方があるため、以下を参考にしてみてください。

ただし、ガーデンストーンは基本的に重いものです。

一人で作業できる範囲であればいいですが、広範囲や重労働になる場合は必ず複数人で行う、もしくは業者に依頼することを検討しましょう。

 

砂利

砂利の敷き方は以下の通りです。

 

<砂利の敷き方>

  1. 砂利を敷く前の作業①:雑草や大きい石を取り除き、地面を平らにする
  2. 砂利を敷く前の作業②:防草シートを敷く
  3. 砂利を敷く①:隙間なく砂利を敷き詰める
  4. 砂利を敷く②:3〜4cm程度の厚みにする

 

防草シートを敷くことで雑草対策ができます。

防草シートが行き届かない部分は、細かな砂利を敷いて、雑草が伸びてきたら早めに抜くようにしましょう。

 

庭石

庭石は、観賞用がほとんどです。

理想的なエクステリアをイメージして、置き方を工夫するようにしましょう。

高さに変化を持たせたり、乱雑に並べたりするのがおしゃれポイントです!

ただし、大きな石になるため必ず安定と安全は確保してください。

庭石の形や設置場所に配慮するようにしましょう

 

敷石・踏石

敷石・踏石の敷き方は以下の通りです。

 

<敷石の敷き方>

  1. 敷くレイアウトを決める
  2. 敷石を仮置きする
  3. 敷石を置く場所の下地を石の厚さ+3cmで掘る
    (断面はできるだけ地面と水平にする)
  4. 下地を固める
  5. 下地の上に砂を3cm程の厚さで敷く
    (表面は平らにする)
  6. 敷石を敷く
  7. ぴったり敷けたらハンマーで敷石を叩く
    (石を落ち着かせる)
  8. 珪砂を目地に流し込む
  9. 散水する

 

敷石を敷くときは、凹凸が多い面を裏にして敷くようにしましょう

凹凸部分に砂を詰めてグラつきがないようにするためです。

また、敷石のサイズは均一ではないため、下地のサイズと合わない場合は砂を補充したり、掘り下げたりします。

敷石を敷くのは、一枚ずつ手作業で行いますし、道具や材料、技術も必要です。

敷き方を参考に不安が残る場合は、業者に依頼することをおすすめします。

 

ガーデンストーンのおすすめ人気ランキング

ガーデンストーンを選ぶときは、家のテイストや好み、価格、用途などがポイントになります。

ここではおすすめの人気ガーデンストーンをランキング形式で紹介するので参考にしてくださいね。

 

【砂利】ロックガーデンにおすすめ「青砕石砂利」

砂利の名前 青砕石砂利
特徴 角張った形状・重厚感がある
おすすめのテイスト ロックガーデン

ゴツゴツとした黒みがかったブルーの砕石「青砕石砂利」は、かっこいいロックガーデンにおすすめです

店舗によって大きめ・細かめがあるため、サイズ表記を確認して購入するようにしましょう。

庭・アプローチはもちろん、駐車場用としても活用されています。

 

【砂利】大きめの「クラッシュロック」

砂利の名前 クラッシュロック 
特徴 大きめの砕石・カラーバリエーションが豊富
おすすめのテイスト モダン・スタイリッシュ・ナチュラル

 

石を人工的に砕いて作る「砕石=クラッシュロック」です

砂利とは違って一つひとつが大きく、ゴツゴツとした荒々しい形が特徴で、ブラウン・グレー・イエロー・白・ピンクなどカラーバリエーションが豊富なのも人気の秘訣。

天然石らしい自然の色合いや風合いが美しく、さまざまな家のタイプにコーディネートすることができます。

また、雨風・日光に強く扱いやすいのもおすすめポイントです。

 

【敷石】おしゃれな飛び石「​​御影飛石」

敷石の名前 御影飛石(みかげとびいし)
特徴 耐久性に優れた丈夫な石
おすすめのテイスト 和風庭園

 

御影石は、お墓に使われる石の総称のことです

「御影飛石」とは、玄関アプローチの飛び石として活用される敷石を指します。

硬質でキズが付きにくく、風化に強い特徴があり、不揃いな円形が目を惹きます。

アプローチに飛び石があると、雨の日・雨の後に足元が汚れません。

滑りにくいように表面は荒く削られた飛石を選ぶのがおすすめです。

 

【敷石】手入れのしやすさで選ぶなら「磁器タイル」

敷石の名前 磁器タイル
特徴 耐久性に優れている
おすすめのテイスト 洋風・和風

 

「磁器タイル」は、水の吸収性がほとんどなく、硬いため耐久性に優れているという特徴があります

また、色・材質・デザインのバリエーションが豊富なため好みのものを見つけたり、選択肢の幅が広がったりします。

汚れてもサッと拭き取ることができるので、メンテナンスも簡単です。

 

【敷石】安い・取り扱いやすい「素焼き」

敷石の名前 素焼き
特徴 DIY向き・温かみのあるカラー
おすすめのテイスト カントリー・ヴィンテージ・北欧

 

粘土をシンプルに焼いた「素焼き」は、安価で手に入りやすく敷石初心者にもおすすめです。

素焼きはテラコッタとも呼ばれ、レンガ色・オレンジ色の温かいカラーなのが特徴

庭や花壇、芝生どこに敷いてもその場が明るくなり、おしゃれに仕上がります。

 

【砂利】防犯対策を強化した「防犯砂利」

砂利の名前 防犯砂利
特徴 軽く踏むだけで大きな音が鳴る
おすすめのテイスト 駐車場・玄関周辺

 

防犯対策を目的にするなら「防犯砂利」がおすすめです

軽く踏むだけで70dB以上の音が鳴る特殊な砂利で、これは煩いセミの泣き声くらいの騒音です。

軽量のためホームセンターで購入しても持ち帰りやすいですが、砕けやすいため風に飛ばされることもありメンテナンスはしっかりするようにしましょう。

 

【庭木】希少価値が高い「椎葉石」

庭木の名前 椎葉石(しいばいし)
特徴 部分的に赤っぽい・黒っぽい色模様がある
おすすめのテイスト 和風庭園

 

「椎葉石(しいばいし)」は、赤っぽい・黒っぽい色にシワのような模様があるのが特徴です

大きな石ではありますが、薄手のため希少価値が高く、高値で取引されています。

一つ10万円以上も珍しくありません。

 

ガーデンストーンの購入方法

ガーデンストーンは、さまざまな方法で購入することができます。

生活環境や敷くことを考慮して検討しましょう。

 

ホームセンターで購入

ホームセンターなら実際に手に取って、ご自宅の庭やアプローチをイメージしながら選ぶことができます。

サイズや必要な量もわかりやすいでしょう。

また、すぐに持って帰れるのも利点です。

ただし砂利や石の種類は数が多いので、実店舗だと限られているかもしれません。

 

ネットショップで購入

「持ち帰るのは大変」「たくさんの種類から選びたい」そんな人はネットショップで購入しましょう。

レビューや評価を参考に、ARビュー(部屋に表示)なども利用しながらイメージを高めます。

価格を比較できるのもポイントです!

ただし実際の色や質感が思ったものではない可能性もあるため、返品・交換ポリシーを確認するようにしましょう

 

専門業者から購入

専門業者から購入する場合、砂利や敷石、庭石を敷くところまでお任せできます。

とくに、大きめの庭石や珍しい砂利や石を手に入れるには業者に頼むのが有効かもしれません。

また、専門アドバイザーが在籍していたり、職人歴が長かったりなど安心してお任せできます。

価格はやや高めにはなるかもしれませんが、品質の良さを考慮すれば補えるのではないでしょうか。

 

まとめ

ガーデンストーンとは、庭や外構に敷くことができる砂利や石の総称のことです。

ガーデニングやエクステリアに活用され、その種類は多岐にわたって存在します。

家のテイストや特徴、敷き方などを参考にどのガーデンストーンを選択するか検討してみてください。

また、砂利や石の種類によっては敷くのが難しかったり、商品が手に入らなかったりすることがあります。

そんなときは、業者を利用してみてはいかがでしょうか?

TAKUMeeなら専門技術の高さと豊富な経験を有する造園業者を厳選し、地元の複数社からの無料見積もりをご案内いたします。

砂利敷き以外にも、庭木や植木の剪定・伐採も承っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

       

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