庭づくりデザイン例|ガーデニング初心者向けおしゃれな庭づくり&施工例

自宅の庭をおしゃれにしたい!

でもガーデニング初心者の場合、何からはじめればいいか…どんなアイテムを置けばいいか…とわからないことも多いでしょう。

また、庭づくりにはそれなりにお金もかかります。

低コストで仕上げたい人はDIYを取り入れるといいでしょう。

本記事では、庭づくりをはじめるときのポイントやおしゃれを演出できるエクステリア、庭づくりデザイン例を解説します。

ガーデニング初心者もぜひ記事を参考に庭づくりに挑戦してくださいね!

 

庭づくりをはじめるときのポイント

庭づくりをはじめる前に押さえておきたい4つのポイントを紹介します。

闇雲にはじめるのではなく、計画を立てて、事前準備をしてからスタートしましょう!

 

理想の庭テイストを決める

「どんな庭にしたいのか」「庭で何をしたいのか」イメージを具体的にまとめましょう

和風・洋風・ロックガーデン・北欧風・日本庭園など、庭のテイストを決めておけばデザインやレイアウトが自然と決まってきます。

建物との調和も考えながらテイストを検討しましょう。

 

庭の日当たりを確認する

庭の日当たりは、ガーデニングをする上でとても重要です。

植物の生長に深く関係するため、東西南北によって変わる日あたりを確認しましょう

 

東向き 午前中は日が差し、午後からは日陰になる
西向き 昼以降は日差しが強くなる
南向き 日当たりがよく日照時間が長い
北向き 日陰になる時間が長い

 

ガーデニングは、日当たりがいい南が向いていますが北向きはNGというわけではありません。

日陰でも育つ植物はあるので、植物の選び方を工夫するために日当たりを確認するのです。

周辺環境によっても日当たりは変わるので、一日を通して確認してみてくださいね。

 

レイアウトを決める

庭の図面が自宅にあると便利ですが、ない場合は庭のサイズを測って図面を作り、そこに細かなレイアウトを決めます。

「どこに」「何を」「どのように置くのか」を考えながらレイアウトを組めば庭づくりをスムーズに進められます

また、休みの日は庭でBBQをしたい、子供やペットと走り回りたいなど過ごし方についても決めておくといいでしょう。

そうすることで「必要な物」「必要なスペース」が決まります。

 

植物の手入れについて検討する

庭づくりをしたときに、そのあとのメンテナンスに時間が作れず、せっかくのガーデニングが台無しになることがあります。

とくに植物は水やりや肥料などの手入れが必要であり、時期が来れば剪定も必要です。

手入れする時間がないのであれば、こまめな手入れは必要ない植物を選びましょう

宿年草なら植えっぱなしでも年々大きな株に育っていくため、ローメンテナンスで済みます。

また、面倒な雑草対策は防草シートを敷くことでカバーすることができます。

 

〈雑草対策の詳細ページはこちら〉

簡単に雑草を駆除する方法|駆除するポイント・維持管理法について紹介

 

おしゃれな庭を演出するエクステリア

次に、おしゃれな庭を演出するエクステリアをいくつか紹介します。

エクステリアとは、外観の空間デザイン(インテリア)のことです。

おしゃれに仕上げるには欠かせないアイテムばかりなので、ぜひ庭のテイストに合わせて検討してみてください。

 

ウッドデッキ

ウッドデッキは、地面より一段高く設置された木製テラスです。

主に天然木材で用いられることが多く、耐候性・防蟻性・耐菌性・耐腐朽性などに優れています。

メンテナンスのしやすさで選ぶのであれば、木材と樹脂を混ぜ合わせた合成木材がおすすめです

リビングと一体化すれば、屋外のアウトリビングとして楽しむことができます。

ホームパーティやガーデニング、子どもやペットの遊びスペースとしても活用の幅が広がります。

 

シンボルツリー

シンボルツリーは、引越し記念や出産記念に植える人が多く、その存在感は年々増していきます。

植える場所は、庭の中心や玄関、門前が一般的で外観の魅力を引き立たせます。

おすすめのシンボルツリーは以下の通りです。

 

  • シマトネリコ
  • ハナミズキ
  • ヤマボウシ
  • オリーブ
  • サルスベリ
    …など

 

日当たりや管理、庭のデザインを考慮してシンボルツリーを選びましょう

 

生垣

生垣は、フェンスの代わりに敷地周辺に植える植物のことです

見た目が華やかになったり、防犯対策になったりするメリットがあります。

ただし、生垣は生きている植物のため手入れは必要ですが、刈り込みと呼ばれる難易度の高い剪定方法を用いることがあるため業者に依頼するのがいいでしょう。

生垣はライフスタイルや理想に合わせて、葉が落ちにくい常緑樹もしくは、季節を楽しめる落葉樹を選びましょう!

 

砂利

砂利は、庭のテイストに大きく関わるアイテムです。

白玉砂利や青玉砂利は、和風・洋風どちらにも適しており、五色砂利や那智黒石は日本庭園にぴったりです。

テイストに合わせて砂利を選ぶのがポイント!

また、防犯対策になったり水たまりを防げたりといったメリットもあります

砂利を敷く前に防草シートを敷くことをおすすめしているのですが、これは雑草が生えにくくなるメリットにつながります。

 

砂利の種類はたくさんあるため、関連記事にてランキングチェックや詳細をご確認ください。

<砂利の詳細ページはこちら>

砂利の種類【庭・駐車場・外構】おすすめ11選&砂利の選び方を紹介

 

芝生

芝生には、天然芝と人工芝の2種類あります。

天然芝の中にも種類が分けられており、気候や環境に合わせて選び、育てなくてはなりません。

芝生を植物として生長を楽しめるのなら問題ありませんが、メンテナンスが簡単な人工芝を選択する人が多いです

人工芝は耐久性が強く、青々とした芝生を一年中楽しむことができます。

また、芝生を敷く場所を選ばないので、庭はもちろんのことベランダや駐車場などにも敷くことが可能なのです。

砂利同様、雑草対策のために防草シートを敷いてから芝生を敷くことをおすすめします。

 

フェンス

エクステリアの代表格フェンスは、目隠し・防犯効果以外にも家の印象を決める重要なアイテムです。

和風の家ならフェンスを竹素材にするといいでしょう。

木製のフェンスに草花を巻き付ければ、カフェっぽいナチュラルな印象になります。

フェンスを設けることで、機能・印象どちらも得ることができるのでおすすめです

 

照明

家の雰囲気をグッと上げるには、照明を活用しましょう。

玄関屋根やカーポートにダウンライトを設置したり、アプローチに照明器具をレイアウトしたりするとおしゃれに演出できます

ただし、照明は熱くなるため植物に直接当たらないように気をつけましょう。

電球はLEDにすると熱を持ちづらくなるのでおすすめです。

また、庭を照らすことで防犯対策にもなります。

 

パーゴラ

パーゴラとは、つる性の植物を絡ませる棚のことです

もともとはイタリア語で「ぶどう棚」を意味することからイメージがつきやすいのではないでしょうか?

テラス上部にパーゴラを設け、植物を絡ませることで日陰を作ることができます。

薔薇や藤といったつる性の植物を絡まし、育てるのもいいでしょう。

たくさんのメーカーからアルミ製パーゴラやウッド製パーゴラなどが販売されているので、チェックしてみてくださいね。

 

お金をかけない庭づくりのコツ

庭づくりをするには、それなりに費用がかかります。

できるだけコストを抑えたい人は、お金をかけない庭づくりのコツを取り入れてみましょう。

 

ハーブを育てる

植物初心者でも育てやすいハーブはガーデニングにおすすめです

見栄えや香りが良く、食事にも使えるなど楽しみ方はとても多いです。

ハーブにも品種がありますが、おすすめなのは多年草で耐寒性が高いもの。

多年草は植え替えの手間が省けて、寒さに強いハーブは管理しやすいです。

 

おすすめのハーブ

  • イタリアンパセリ
  • ミント
  • ローズマリー
  • カモミール
  • レモンバーム
    …など

 

ガーデニンググッズを飾る

スコップやバケツ、ジョウロなどガーデニングに使う道具はインテリアとして見える場所に置いてしまいましょう

泥がついていたり、草がついていたりといった使用感もおしゃれに感じるはずです。

ガーデニングワゴンを置いて、鉢植えと一緒に並べるのもいいでしょう。

あえて見せる収納を取り入れてみてください。

 

簡単な作業はDIYする

簡単な作業はDIYするのもおすすめです。

レンガを並べる、小さな庭木を植える、水場に砂利を敷くなどDIY初心者でもできることはあります

ホームセンターで揃えられる道具の範囲で行ってみましょう。

ただし、あれもこれもDIYで取り組もうとすると不完全な仕上がりになる可能性が高いので、できる範囲(知識がある範囲)に留めるようにしてください。

 

ガーデニング初心者へ庭づくりの注意点

庭づくりやDIYを趣味にしている人は道具や知識がすでにあるかもしれません。

しかし、ガーデニング初心者の場合、闇雲にはじめてしまうと失敗する可能性があります。

以下で紹介する3つの注意点を把握した上でガーデニングをどのように進めるべきか検討しましょう。

 

時間と体力が負担になる

DIYで庭づくりするときは、テイスト・レイアウト・材料・道具などを準備しなくてはなりません

そのため事前準備に時間がかかります。

作業をはじめても休日しかできなかったり、スキマ時間に作業したりと『時間』に追われることになるでしょう。

悪天候で作業が進められないことも考慮すると2週間で完成したものが1ヶ月以上かかることも珍しくないのです。

また、同時に体力も消耗されます。

DIYが趣味であれば問題ありませんが、忙しい中取り組むには負担を感じるかもしれません。

とくにガーデニング初心者は、最初に植物を多く植えてしまい手入れに時間も体力も取られがちです。

 

DIYするなら知識が必要になる

DIYに必要になる道具や資材は、使い方が難しいものもあります。

ガーデニング初心者の場合、難しいDIYはおすすめしません。

失敗や危険が伴う可能性があるからです。

普段から組み立てが得意だったり、説明書を読みながら作業できたりするなら問題ないかもしれません。

安全と知識に配慮して進めるようにしましょう

 

業者に任せたほうが低コストに済む場合がある

DIYで庭づくりする場合は、材料費や道具代などが必要になります。

施工内容によっては、専用工具や機材が必要になるため費用がかさむことになるでしょう。

また、施工に失敗し何度もやり直しになるとその都度材料が必要になります。

トータル費用を考えると業者に依頼したほうが低コストになるかもしれません

見積もりを出してもらい検討しましょう。

 

庭づくりデザイン例|素敵な庭の実例集を紹介

最後に、実際の庭づくりデザイン例を紹介します。

実例を参考に庭のテイストを考えてみてくださいね。

 

庭づくりデザイン例①植栽の植え直し/目隠しフェンス

施工例:匠庭店

施工業者名 匠庭店
施工地域 岐阜県
施工場所 外構/アプローチ
施工費用 約180万円
工事期間 3週間

 

庭づくりデザイン例②人工芝張り/庭木の移植

施工例:匠庭店

施工業者名 匠庭店
施工地域 岐阜県
施工場所
施工費用
工事期間 2週間

 

まとめ

庭づくりは闇雲にはじめるのではなく、事前準備を整えてからスタートしましょう。

庭のテイストを決める、日当たりチェックをする、レイアウトを決める、手入れを検討することが大切です。

無計画で庭づくりを進めると、用意したエクステリアのサイズや雰囲気が合わない…なんてことになりかねません。

庭づくりのコツや注意点も参考にしながら、DIYする部分・業者に依頼する部分を分けると失敗しにくいでしょう。

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庭全体のメンテナンスも承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

       

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