広い庭のレイアウト&おしゃれな活用法!庭づくりの手順やポイントを解説

広い庭を持て余していませんか?

「大きな敷地があるけれど何をどうしたらいいのかわからない」「手入れが大変」「外構に悩んでいる」と、さまざまな悩みが想定されます。

今回の記事では、広い庭の活用方法について紹介します。

レイアウトするときのポイントや庭づくりの手順・道具などについてもまとめているので参考にしてください。

 

広い庭を持て余す?メリットデメリットとは

広い庭があるのに持て余しているご家庭は意外と多いです。

周囲からは「広い庭があるなんていいわね」と羨ましがられるかもしれませんが、いいことばかりではありません。

メリットがあるのはもちろんのこと、デメリットも把握してどのように活用すべきか検討しましょう。

 

広い庭のメリット

広い庭があることのメリットは以下の通りです。

  • デザイン性が高い家づくり(庭づくり)ができる
  • ゆったりできるプライベート空間を作れる
  • BBQや花火、プールなど自宅内で楽しめる
  • 子どもやペットが広々遊べる
  • 家庭菜園・ガーデニングを楽しめる
  • 自然を身近に感じられる

…など

一番のメリットは、理想的な庭・プライベートを確保できることです

お子様・ペットがいる家庭にとって、敷地内で遊びや趣味を体験できるのは喜ばしいことではないでしょうか。

また、メンタル・暮らしの向上も望めます。

 

広い庭のデメリット

一方、広い庭にもデメリットが生じます。

  • とにかく雑草対策が大変
  • 水やりや肥料など草花の手入れが大変
  • 広範囲の日当たり・風通しの配慮が必要
  • 広範囲のプライバシー保護・防犯対策が必要
  • 綺麗な庭を保つ維持費がかかる
  • 固定資産税が高くなることも

…など

広範囲にわたる雑草・草花の手入れが負担になるかもしれません

手入れを怠ると空き巣被害に遭う可能性が高まります。

広い庭はすべてご自身で対処しようとせず、業者に任せる部分・自分で作業する部分に分けて整えるようにしましょう。

 

【事例】広い庭のレイアウト・活用法

次に、広い庭の活用方法について具体的に紹介します。

理想の暮らし・現在の暮らしに合わせてレイアウトを考えましょう。

 

庭の景色が楽しめる「砂利+植栽」

「外を出歩くことが少ない」「景観を楽しみたい」という人は、広い庭に砂利を敷いて、植栽を植えて庭園にするのがおすすめです

部屋からの眺めや窓の位置などを考慮してレイアウトしましょう。

砂利や植栽の種類はとても多く、施工後のメンテナンスも必要なためアフターフォローもしてくれる業者に依頼するのがポイントです。

 

プライベート公園空間を実現「芝生」

広い庭一面に芝生を敷くことで、子どもやペットが全力で走り回れるプライベート公園ができます。

芝生には天然芝と人工芝がありますが、おすすめは人工芝です

耐久性が高く、メンテナンスが不要なため広い庭でも扱いやすいです。

ただしDIYするには隙間なく埋めたり、雑草駆除したりといった手間がかかります。

また、防草シートを敷いておくと雑草対策もできるので併せて検討してみてください。

 

外構を安くおしゃれにDIY「ガーデンエクステリア」

広い庭を活用したいけど、費用はあまりかけられない…という人は、ガーデンエクステリアを活用しましょう。

ガーデンエクステリアとは、庭だけではなく外構の商品全般のことです

建物に固定するものではなく、表札やライト、ガーデンシェッド、テーブルセットなどが対象です。

自分で購入・設置すれば低コストで仕上げられますし、またガーデニンググッズをインテリアとして飾るのもいいでしょう。

ジョウロやスコップ、バケツなどを花壇やプランターと一緒にワゴンに見せる収納をするのです。

使用感があってもおしゃれに映りますよ。

 

アウトドアリビングを楽しむ「デッキ」

リビングと屋外をつなげるようにデッキを設けて、アウトドアリビングを作りましょう。

セカンドリビングのような位置付けであり、友人を招いてBBQや外で食事ができるなど楽しめる幅が増えます。

また、空間が広がることでリビングが広くなったようにも見えるでしょう。

ポイントは、リビングの延長線上に設けることです。

子ども部屋や寝室に設けると、使わなくなることが多いのでおすすめしません。

家族が集まる場所をより広く設けることが重要なのです

テーブルセットやライト、ソファなどエクステリアのレイアウトも考えてみましょう。

 

ガーデニング初心者におすすめ「家庭菜園」

広い庭を活かして家庭菜園をするのはいかがでしょうか。

初心者でも簡単なものを紹介します。

 

野菜 収穫時期
ピーマン 6月〜10月
ミニトマト 6月〜9月
にんじん 7月〜8月
きゅうり 6月〜9月
水菜 10月〜12月
大根 10月〜12月

 

育てる楽しさもありますが、土に触れる・植物の成長を楽しむことで、精神的にも安らぎを得ることができます

収穫した野菜を食べたり、飾ったり、また日々の手入れによって運動不足も解消されるでしょう。

 

洗濯を干すスペースを拡大「サンルーム」

「洗濯物が多い」「洗濯は屋外に干す」そんなご家庭には、広い庭を活かしたサンルームがおすすめです。

ガラス窓のサンルームであれば日当たりが確保されますし、またホコリや花粉といった外的要素から衣類を守ってくれます

洗濯スペースだけではなく、子どもやペットの遊び場、家キャンプスペース、リラックススペースといった秘密基地にような使い方もできます。

ただし、10㎡以上のサンルームを後付けする場合は、確認申請が必要になるため業者に相談するようにしましょう。

 

広すぎる庭づくりの手順と道具

庭づくりを自分でする場合、必要な道具を揃えて、手順を守って作業しましょう。

庭の活用方法によって異なる部分は出てきますが、以下基本の道具と手順になるため参考にしてください。

 

庭づくりに必要な道具

庭づくりには、作業道具と掃除道具が必要になります。

ここでは最低限、必要になる道具を紹介しますが目的によっては増えることも考えられます。

基本の道具として参考にしてください。

 

<作業道具>

  • 草刈り機(芝刈り機)
  • ジョウロ
  • ガーデンツール
  • 軍手
  • ホース
  • 肥料
  • 剪定バサミ(剪定ノコギリ)

…など

 

<掃除道具>

  • ホウキ
  • ちりとり
  • ジョウロ
  • 熊手
  • 高枝切りバサミ
  • ブロワー
  • ホース
  • 高圧洗浄機

…など

 

広すぎる庭の下準備になるため、かなりの重労働になることは覚悟しておかなければなりません。

道具を揃えるだけでもそれなりの費用はかかります。

業者に依頼した場合の見積もり費用と照らし合わせて、検討しましょう

 

庭づくりの手順

庭づくりの手順は以下の通りです。

商品(植栽を含む)を購入して、すぐに配置するのではなく下準備も含めて庭づくりを行います。

 

  1. 広い庭の目的・費用を設定する
  2. デザイン・レイアウトを決める
  3. 庭の雑草を駆除して、土壌を整える
  4. 植物(花壇やプランターなど)を植える
  5. エクステリア・装飾・照明を施す

 

庭づくりが完成してからもそれぞれに手入れが必要です。

植物の場合、水やりや肥料など日々の手入れや、剪定など定期的なメンテナンスを行います

また照明の交換、デッキ・エクステリアの掃除なども必要です。

手間はかかりますが、広い庭を美しく保ったり植物を健康に育てたりするためには欠かせません。

 

広い庭をレイアウトするときのポイント

最後に、広い庭をレイアウトするときのポイントについて解説します。

これは自分で庭づくりする場合、業者に依頼する場合ともに必要となるため、しっかり家族で話し合い検討しましょう。

 

庭での過ごし方を決めておく

庭でどのように過ごしたいかによってレイアウトが決まります

たとえば、家族や友人を招待して週末はBBQをしたい!そのような目的があれば、デッキがあると便利です。

子どもやペットを広々遊ばせたい、自宅でピクニックしたいのであれば芝生を用いるといいでしょう。

また、自由な時間があるなら家庭菜園をしてみるなど、未来のライフスタイルも含めて話し合ってみてください。

 

プライバシー保護を意識する

広い庭には、外からの視線が届きやすいです。

そのためプライバシーを守るために、フェンスや塀、植栽を用いて目隠しをするようにしましょう。

すべて覆うには費用が相当かかるため、部分的に目隠しする方法もあります。

開放的なテラスは見えないところへ、見えても問題ない部分は表へ、と見えてもいい部分・ダメな部分を明確にしてレイアウトするといいでしょう

 

部屋から見える景色を考える

レイアウトを考えるとき、部屋からの景色も考えるようにしましょう

道路側からの景色をメインにレイアウトする人が多いですが、部屋からの景色も抜群だと気分が上がり、心癒されること間違いなしです。

また、窓からの景色が美しいことでセンスがいい家に仕上がります。

外からも中からも景観を楽しめるレイアウトを考えてみてくださいね。

 

メンテナンスのことも考える

植物は毎日の手入れや成長によってメンテナンスが必要です。

また、枯葉や汚れ、ゴミなどの掃除もしなければなりません。

中でももっとも労力を裂かれるのは雑草駆除です。

土の面積が広いとその分、雑草が生えてくるためレイアウト・施工の際に隙間なく防草シートを敷いたり、コンクリート・石張りのデザインを組み込んだりするのがポイントです

庭づくり後、できる限りメンテナンスが少なくなるような素材や施工、デザインを取り入れてください。

 

管理を依頼することも考える

広い庭を継続的に管理するのは時間・労力ともに大変です。

レイアウトを決めるときに、管理を委託することも考えておきましょう。

日々の植物の手入れは自分で行い、剪定や雑草、設備等のメンテナンスは業者に依頼すると無理なく管理が行き届きます。

必要な道具を揃えることを考えれば、業者に任せたほうが低コストで済む場合も。

業者と相談しながら、依頼する部分と自分でする部分を検討しましょう

 

まとめ

広い庭を持て余している家庭は意外と多く、「どうしたらいいかわからない」「何から手をつけよう…」と一歩踏み出せずにいるのではないでしょうか。

せっかくの広い庭を活用せずに放置しているのは、もったいないですし、プライバシーが守られない、空き巣被害に遭うといった可能性も考えられます。

広い庭を活用する方法はたくさんありますが、目的を決めてレイアウトを組んでいくのが失敗しないポイントです。

ただ、広い庭はとにかく作業に労力と時間がかかります。

またメンテナンスも必要になるため、自分で作業する部分と業者に任せる部分を分けて考えるのがいいでしょう。

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