オランダミミナグサは食べられる?効能や特徴、育て方・駆除方法を解説

春から初夏にかけて、道端や土手で見かける「オランダミミナグサ」。

強い繁殖力と環境適応能力から、手間がかからない植物として庭植えにも適しています。

そんなオランダミミナグサに似た植物に、ハコベやミミナグサがありますが、どんな違いがあるのでしょうか。

また、オランダミミナグサを育てる方法は?一方、駆除する方法を知りたい人もいるのでは?

今回の記事では、オランダミミナグサについて詳しく解説します。

 

オランダミミナグサの特徴

名前 オランダミミナグサ
種類 ナデシコ科ミミナグサ属
開花時期 3月〜5月
花色
生息環境
  • 河川敷
  • 土手
  • 道端
  • 空き地
    …など

 

オランダミミナグサは、ヨーロッパ原産の越年草で、日当たりがよく乾燥した場所を好む雑草です。

萼(ガク)や葉、茎にふわふわの毛を密生させ、春になると小さくて白い花を咲かせるのが特徴です。

可愛らしい見た目から庭で育てる人がいる一方で、強い繁殖力を持つため厄介な雑草として扱われることもあります

 

オランダミミナグサの効能

オランダミミナグサに効能があると言われていますが、特定の薬効や科学的根拠は認められていません。

しかし、血糖値を下げる作用や脂肪を溶解させる作用を持つ可能性があると言われています。

また、民間療法では、湿疹や皮膚炎など、かゆみを伴う皮膚疾患の外用薬として使われてきました。

ハーブ治療やお茶として用いられる場合もありますが、大量摂取するとサポニン(毒性)による下痢や嘔吐、腹部の不快感といった軽度の毒性を示す可能性があるため、注意が必要です

過剰摂取や治療目的で安易に使用するのは避けるべきでしょう。

 

オランダミミナグサは食べられる?

オランダミミナグサは「食べられる」という情報を耳にしたことがあるかもしれません。

しかし、あらゆる箇所にサポニンが含まれているため大量摂取すると、下痢や嘔吐、腹痛などを引き起こす可能性があります

絶対に食べてはいけないということではありませんが、最初は少量のおひたしやお茶からはじめてみましょう。

ただし、体質に合わないと感じたら無理して食べないでください。

 

ハコベとオランダミミナグサの違い

ハコベとオランダミミナグサは、見た目は似ていますが葉や花びらなどに違いがあります。

また、オランダミミナグサの特徴の一つに萼や葉、茎に绒毛(じゅうもう)が密生していることがあげられますが、ハコベは絨毛が少ないです

具体的に違いをみていきましょう。

 

オランダミミナグサ ハコベ
花びらの切れ込み 5枚

浅く切れ込みがある

5枚

深く切れ込みがある

(10枚に見える)

花柄(かへい) 長い 短い
葉の形 楕円形・卵形 広楕円形・卵形
茎の色 淡緑色・緑色 暗紫色
原産地 ヨーロッパ ヨーロッパ・アジア

 

ハコベは「春の七草」の一つです。

ハコベラとも呼ばれ、1月の七草粥の代表的な野草です。

花びらの切れ込みが特徴的で、10枚に見えますが5枚の花びらで成り立っており、茎に1本の毛の列があります。

 

オランダミミナグサとミミナグサの違い

オランダミミナグサとミミナグサの主な違いは、花柄(かへい)の長さと花のつき方です

オランダミミナグサは密集して花を咲かせる一方で、ミミナグサは長くばらつきがある咲き方をします。

花びらの形にも違いがあるため、よく観察してみると違いがわかるでしょう。

 

オランダミミナグサ ミミナグサ
花びらの切れ込み 5枚

浅く切れ込みがある

5枚

深く切れ込みがある

花柄(かへい) 短い 長い
葉の形 楕円形・卵形 やや細い
茎の色 淡緑色・緑色 暗紫色
原産地 ヨーロッパ 日本の在来種

 

ミミナグサは、オランダミミナグサと同じく公園や河川敷で見つけることが多いですが、花が少なく全体的に広がりがあるためひょろっとした印象を受けます。

名前の耳菜(ミミナ)は、 葉の形がネズミの耳に似ていることが由来だそうです。

 

オランダミミナグサの育て方

オランダミミナグサは、強い繁殖力と環境適応能力の高さから植物初心者でも簡単に育てることができます。

場所や水やりに少し配慮し、春の開花を楽しみましょう!

 

場所

オランダミミナグサは、風通しよく日当たりのよい場所を好みます

ただし、強すぎる日差しを浴びると葉が厚くなることがあるので、午後には日陰になるような場所が最適です。

 

水やり

自生しているオランダミミナグサは、基本的に水やり不要です。

しかし、栽培する場合は、季節によって水やりの頻度を調整しましょう。

過湿は病気の原因になるため、土の表面が乾いたら水やりするようにします。

乾燥に強いですが、水はけがよい状態を保つことが重要です

春は週1回で十分ですが、夏は気温が高く乾燥気味になるので週3回程度与えるといいでしょう。

暑い時間帯は避けて、朝方または夕方以降に水やりをしてください。

 

肥料

基本的に、肥料がなくても育ちます。

ただし、植え付けの際に元肥として緩効性肥料を土に混ぜ込むとより速く育ちます。

花付きをよくしたい場合は、追肥を少量与える程度で十分です

肥料の与えすぎは、葉ばかりが茂って花が咲きにくくなる原因になるので注意しましょう。

 

オランダミミナグサを駆除する方法

オランダミミナグサを駆除する場合は、雑草駆除と同じ方法になります。

  • 手で抜く
  • 除草剤を撒く

どちらの方法でも駆除はできますが、繁殖力が強いため、一度の駆除で完全にいなくなるわけではありません。

根が少しでも残っていると、そこから再生してしまうので根っこまですべて取り除くことが重要です。

手で抜く場合は、浅い根だけではなく、根っこから引っこ抜き、種子ができる前に駆除しましょう。

除草剤を使用する場合は、根まで枯らすタイプの除草剤がおすすめです。

完全にオランダミミナグサを駆除するには、防草シートを敷いたり、地道に雑草抜きをしたりと継続的に対策することが重要です

 

まとめ

オランダミミナグサは、道端や土手、河川敷などに生える雑草です。

萼(ガク)や葉、茎にふわふわの毛を密生させて、春に小さな白い花を咲かせるのが特徴。

繁殖力が高く、手間がかからない植物のため初心者でも簡単に栽培できます。

日当たりのよい場所に植えて、水やりも土が乾燥しない程度に与えるといいです。

一方、オランダミミナグサを駆除したい場合は、手で抜いたり、除草剤を撒いたりして継続的に対策しましょう。

もし手入れや作業が難しい場合は、業者に任せることをおすすめします。

除草剤を撒いたあとに、防草シートを敷いて雑草を生えにくくするのがポイントですが、繁殖力が高いので少しの隙間でも生えてきてしまいます。

DIYも可能ですが、とくに広範囲に敷設する場合は、均一に敷くために時間と労力がかかるため、長持ちする仕上がりを求めるならプロに任せるのがおすすめです。

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