クサイチゴ(草苺)の特徴|ヘビイチゴ・ラズベリーとの違いや育て方を紹介

キイチゴ(木苺)の仲間「クサイチゴ(草苺)」は、草のように地面近くに生える落葉小低木です。

初夏には、小さなイチゴが実り収穫して、食べることもできます。

また、白くて小さな花を咲かせるので2倍楽しめます。

今回の記事では、魅力たっぷりのクサイチゴについて、似た植物や育てる方法など紹介するので、ぜひ栽培に役立ててください。

 

クサイチゴの特徴

名前 クサイチゴ
種類 バラ科キイチゴ属
開花時期 3月〜5月
実の時期 5月〜6月
花色
生息環境
  • 林縁
  • 草地
  • 道端
  • 山野
  • 野原
    …など

 

クサイチゴ(別名:ワセイチゴ・ナベイチゴ)は、日本の本州・四国・九州に生息し、他にも朝鮮半島や中国、台湾などアジア圏にも自生しています

共通しているのは、日当たりがよくて湿っ気の多い場所!

繁殖力が高いため、どんな地域で自生しても広く生えています。

春先に白くて小さな花を咲かせ、初夏に実をつけますが、地面近くに生い茂っているため実に気づかないかもしれません。

時期が来たら、よく観察してみるといいでしょう。

 

クサイチゴの花言葉

クサイチゴの花言葉は、「幸福な家庭」「誘惑」「永遠の愛」「尊情と愛情」「先見の明」です

「幸福な家庭」「永遠の愛」の意味合いから結婚式や恋人へのプレゼントに用いられます。

 

クサイチゴは食べられる?

クサイチゴは、食べることができます

実がなる5月〜6月の時期に収穫し、完熟した実は甘く、生食におすすめです!

他にも、ジャムやソース、シロップなど加工しても楽しめます。

綺麗に洗って、余分な水分を拭き取り冷凍保存すれば、いつでも美味しく頂けますよ。

 

クサイチゴとヘビイチゴの違い

クサイチゴと似た植物に、ヘビイチゴがあります。

もしかしたら、実の見た目では見分けがつかないかもしれません。

しかし、花色や果実の味などに違いがあるので特徴を見比べてみましょう。

 

クサイチゴ ヘビイチゴ
植物のタイプ 落葉小低木 多年草
種類 バラ科キイチゴ属 バラ科キジムシロ属
花色 黄色
果実の味 甘い 無味
生息地 本州・四国・九州・アジア 日本全土・アジア

 

ヘビイチゴは食べられますが、クサイチゴと違って美味しくはありません。

無味なものがほとんどですが、苦味を感じる人もいます。

食感もスカスカでスポンジのようで、生で食べるよりもジャムにするのがいいでしょう

焼酎に漬けて外用薬として利用することもできます。

 

クサイチゴとラズベリーの違い

クサイチゴと似た植物に、ラズベリーもあります。

どちらもバラ科キイチゴ属の植物です。

ただし、栽培や果実、味などに違いがあるのでそれぞれの特徴を知りましょう。

 

クサイチゴ ラズベリー
栽培 自生 園芸品種
花色 白・薄いピンク
果実の大きさ 小粒 大粒
果実の味 甘い 芳醇
収穫時期 5月〜6月 6月〜7月

 

クサイチゴは日本の野生種に対して、ラズベリーは海外原産の品種改良されたラズベリー属(キイチゴ属)です。

ラズベリーは、ケーキやパフェに使われることが多く、食べたことがある人も多いでしょう。

甘酸っぱく芳醇な味わいで、豊かな香りが特徴です

 

クサイチゴを食べるための育て方

クサイチゴは、プランターでも地植えでも育てることができます。

ただし、室内栽培も無理ではありませんが、非常に難しいためまずは庭で育てることをおすすめします

上手に育てて、収穫してみましょう。

 

場所

クサイチゴは、日当たりがよく、風があたりにくい場所を好みます

プランターでも地植えでも育てることができますが、地植えの場合広がりすぎる可能性があるので注意しましょう。

スペースを確保したい、狭い場所での栽培になる場合は、プランターがおすすめです。

 

水やり

原産地に似た環境下で育てることが一番です。

水はけがよい土壌と適度な湿度を好むため、ほどほどの水やりが適しています

土がしっかり乾いてるか確認し、3週間に一度水やりするといいでしょう。

季節や気温、天候、降水量に合わせて手入れしてあげてください。

 

肥料

肥料は、春と夏の毎月または、成熟したクサイチゴであれば2ヶ月に一度肥料を施しましょう

高窒素肥料を与え、生長や結実を促進し、植物の栄養状態を高めます。

ただし、肥料の与えすぎは根焼けや葉の損傷を招く可能性があるので注意してください。

春・夏は肥料を与え、秋には減量し、冬には停止します。

溶液と根元への施肥が必要です。

 

収穫

クサイチゴは、一般的に5月〜6月に収穫できます。(品種による)

朝露や水滴が乾いている状態で収穫し、カビの発生を防ぎましょう。

収穫するときは、実を茎の根元から優しくひねり折るように摘みます

生食ができるので、酸味が残っている場合はもう少し待ってから収穫してください。

熟して甘みが増したときが収穫適期です!

収穫した実は、傷みやすいので洗わずに冷蔵保存して、食べるときや調理するときにはしっかり洗って使いましょう。

 

まとめ

クサイチゴ(草苺)は、春先に白くて小さな花を咲かせ、初夏に真っ赤な実をつけます

実は食べることができ、生食はもちろん、ジャムやシロップなどにして頂くことも可能!

焼酎漬けにすると、かゆみ対策の外用薬としても有効だそうです。

似た植物に、ヘビイチゴがありますが、こちらは食べられますが美味しくはないので食用にはおすすめしません。

地植えやプランターでクサイチゴを育てて、ぜひ食卓の彩りを楽しんでくださいね。

       

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