セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)の特徴や花言葉、育て方などを紹介!

セリバヒエンソウは、中国からやってきた帰化植物です。

帰化植物といえば、繁殖力が高く、セリバヒエンソウも「こぼれ種」によって繁殖範囲を広げます。

珍しい薄紫色の可憐な花姿が人気で、雑草ではありますがファンがいたり、栽培したりする人が多いです。

その一方で、セリバヒエンソウには毒性があると言われており、危険な植物でもあります。

どのような特徴を持っているのか、毒性や育て方についても紹介します。

 

セリバヒエンソウの特徴

名前 セリバヒエンソウ
種類 キンポウゲ科ヒエンソウ属
開花時期 4月~5月
花色
  • 薄紫色
  • 青色
  • 白色
    …など
生息環境
  • 草地
  • 道端

…など

 

セリバヒエンソウは、漢字で「芹葉飛燕草」と書きます。

「葉がセリに似ている(芹葉・セリバ)」こと、「花が燕(つばめ)の飛ぶ姿に似ていること(飛燕草・ヒエンソウ)」が名前の由来です。

中国原産の植物であり、日本では関東地方から東海地方を中心に分布が広がります。

日当たりのよい草地や林に自生しますが、繁殖力が高いため他の植物の生育に影響を及ぼす恐れがあるでしょう

完全に駆除することは難しいため、もし栽培を希望しない場合は業者に依頼し駆除してもらうことをおすすめします。

 

セリバヒエンソウの花言葉

セリバヒエンソウの花言葉は、「華やかな雰囲気」「陽気」「軽薄」です

花の鮮やかさや形状、明るい印象からつけられたと言われています。

一般的に怖い意味の花言葉はありません。

 

セリバヒエンソウの毒性はある?

セリバヒエンソウの全草に毒性があります

デルフィニジン、デルフィニン、メチルリカコニチンなど有毒なアルカロイドが含有量にまで及びます。

触れると肌に刺激を与えることがあり、誤って摂取した場合、嘔吐、下痢、嗜眠、不整脈などの症状が現れ、さらに呼吸困難や障害、麻痺、死に至ることも珍しくありません。

非常に危険な植物なので、見かけても観察だけに留め、子どもやペットが接触・誤飲しないように注意してください。

 

セリバヒエンソウに似た花

次に、セリバヒエンソウに似た花を画像付きで紹介します。

どれも珍しく、美しい青い色(紫)の花が特徴的です

 

ルリヒエンソウ

名前 ルリヒエンソウ
種類 キンポウゲ科チドリソウ属

(またはデルフィニウム属)

開花時期 5月〜7月
花色
  • ピンク
毒性 あり(アルカロイド)

 

ルリヒエンソウ(瑠璃飛燕草)は、南ヨーロッパ原産であり、英名は「ラークスパー」と呼ばれています。

和名では「飛燕草」や「千鳥草」と呼ばれており、セリバヒエンソウと同様に花が燕に似ていることが由来です。

暖かい季節になると、青・紫をはじめ、品種によっては白やピンクなど多様な美しい花を咲かせます

花言葉は「自由気ままな暮らし」です。

 

ヤナギバルイラソウ

名前 ヤナギバルイラソウ
種類 キツネノマゴ科ルイラソウ属
開花時期 4月〜11月
花色
  • 青紫
  • ピンク
毒性 人間には無し

(ペットには軽度の毒性あり)

 

ヤナギバルイラソウ(別名:ムラサキイセハナビ)は、適応力・育てやすさ・丈夫さに定評があり、庭で栽培する人が多いです

その一方で、とても繁殖力が強くアスファルトの隙間やひび割れからも生えるため他の植物の生育を邪魔してしまうことがあります。

育て方には十分工夫するようにしましょう。

美しい紫色の花は、夏から秋にかけて咲き、一日でしぼんでしまう一日花です。

まっすぐな茎や花姿、花色や繁殖力からヤナギバルイラソウの花言葉は、「愛らしさ」「正直」「勇気と力」「優美」「永遠の愛」がつけられています。

 

イヌヤマハッカ

名前 イヌヤマハッカ
種類 シソ科ヤマハッカ属
開花時期 9月〜10月
花色
  • 青紫
毒性 なし

 

イヌヤマハッカ(犬山薄荷)は、関東西南部〜中部東南部に分布する多年草です。

秋になると、茎の先にやや総状に青紫色の唇形花がつき、葉が長楕円状披針形で幅が狭いのが特徴です

また、シソ科の特徴である「4分果」で、4つの種子状の果実(分果)がそれぞれ萼の中に収まっています。

ヤマハッカとも似ていると言われていますが、花冠や萼、葉に違いがあります。

 

セリバヒエンソウの育て方

ヒエンソウは、種または苗から育てられます。

花壇などへの地植えはもちろん、鉢やプランターを利用しての栽培も可能です。

ただし、キンポウゲ科の植物は連作障害を引き起こしやすい傾向があります

そのため、同じ土や場所を利用する場合は、1年以上期間を空けるか、土壌改良することをおすすめします。

 

土壌

ヒエンソウを植えるには、排水性が良く、肥沃で、有機物を多く含んだ土壌が理想的です

市販の培養土を使用するのが最も簡単で、問題なく育てることができます。

自分で配合する場合は、以下を目安にしてください。

 

<鉢植え> 赤玉土(小粒)7・腐葉土3の割合で混ぜる。

緩効性肥料を少量混ぜ込むとより効果的。

<庭植え> 完熟堆肥3kg・苦土石灰100g・有機配合肥料50gなどを混ぜ込む。

※1平方メートルあたり

 

日当たり

ヒエンソウは、日当たりと風通しのよい場所を好みます

直射日光が浴びられる場所が適しています。

その一方で、夏の暑さや多湿は苦手としており、真夏の照り返しや直射日光は株を腐らせる原因になるかもしれません。

夏の午後は、日陰に移動させるといいでしょう。

多湿にならないように、風通しのよい場所選びにもこだわってくださいね。

 

水やり

一般的に地植えの場合は、水やりは不要です

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷり与えるようにしましょう。

水を与えすぎると根腐れを起こす可能性があります。

ただし、開花前は栄養を吸収するので乾かしすぎないように注意してください。

花後、真夏、冬の水やり頻度は控えるようにしましょう。

 

肥料

ヒエンソウは、もともと荒地でも生育できる適応能力を持つ植物のため肥料は必要ありません

もし花付きをよくしたい場合は、1月〜2月に少量の肥料を与えます。

 

まとめ

ヒエンソウ(芹葉飛燕草)は、中国からの帰化植物で日本では本州を中心に自生しています。

薄紫色の花が可憐で美しく、「華やかな雰囲気」「陽気」といった花言葉が付けられています。

可愛らしい見た目とは裏腹に、全草に有毒を含み接触すると肌がヒリつき、誤飲した場合、腹痛・嘔吐、さらに死に至ることもあるそうです。

自然に咲くヒエンソウを見かけても、採取せずに観察して楽しむようにしましょう。

また、周囲環境を整えて庭植えにすることも可能です。

ただし、繁殖力が高いので一度植えると駆除するのが困難になるかもしれません。

根っこから完全に排除することが重要なので、プロに任せるのがおすすめです。

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