パーソナルトレーナーに資格はあるの？ジム選びに役立つおすすめの資格一覧
パーソナルジムを検討したとき「このトレーナーには資格がある」「こちらのトレーナーには資格がない」と、資格の有無が気になったことはありませんか？
そもそもパーソナルジムのトレーナー資格というものがあるのか、はたまた必要なのか今回の記事では、トレーナーの資格について詳しく解説します。
ぜひパーソナルジム選びに役立ててくださいね。
目次
パーソナルトレーナーに資格は必要？
パーソナルトレーナーに、資格は必要ありません。
資格がなくてもトレーナーとして指導することは可能であり、独立することもできます。
一方、資格があるということは知識を持っている証明とも言えます。
近年、専門的な知識や技術不足が原因でトレーニング中の事故が増えてきています。
無資格者であっても、経験値の高さから安全性を確保できているジムもたくさんありますが、パーソナルジム選びの一つに資格保有者が在籍しているかどうかも検討材料にしてみてはいかがでしょうか。
パーソナルトレーナーに資格があるメリット
パーソナルトレーナーの資格は、働きながらでも取得が可能です。
トレーナーとして、知識がある証明になったり就職に役立ったりするメリットがある一方で、トレーニングするお客様にも有資格者のトレーナーが指導することで安心につながります。
以下、2つのメリットを紹介します。
正しい知識をつけられる
一般的にパーソナルトレーナーの資格試験に実技はありません。
多くは選択形式の試験問題になるため、主に知識が求められます。
そのため、試験合格のために正しい知識を学ぶことがもっとも重要視されるので有資格者は知識を認められた人材ということになります。
正しい運動方法やフォーム指導により、効率的に結果を出すことができるでしょう。
また運動だけではなく食事管理などのサポートを受けられるのも、知識があってのことです。
パーソナルジムだからこその強みになる、その人だけのニーズにあったプランを作成してもらえます。
お客様の怪我防止につながる
トレーナーの知識・経験不足から間違った方法で運動指導したり、マシン指導したりするケースがあります。
そうすると良い成果が出ないのはもちろんのこと、お客様が怪我の被害に遭う可能性も十分あり得ます。
結果を出すために無理なトレーニングを行い、健康状態が悪くなってしまっては本末転倒です。
パーソナルトレーナーの資格勉強では、正しい運動方法やトレーニングメニューの作成方法、健康状態のチェックまでしっかり学ぶことになります。
資格があることで、すべてをお任せできる安心感を持てるでしょう。
パーソナルジム選びに役立つおすすめの資格一覧
次に、有資格者のパーソナルトレーナー選びの基準となるおすすめの資格一覧を紹介します。
それぞれの特徴や知名度、難易度なども確認し、参考にしてください。
NESTA-PFT／全米エクササイズ＆スポーツトレーナー協会
NESTA-PFTは、信頼・知名度ともに業界一のトレーナー資格です。
大手パーソナルジムでは必須の資格になっていたり、入社後に取得が必要だったりともっとも求められている資格と言えるでしょう。
NESTA-PFTでは、トレーニングや身体の知識・コミュニケーション・ビジネススキルなど、運動以外の基礎も学べるのが強みです。
プロフェッショナルな学びに合格した証と言えます。
| 知名度 | ★★★★★ |
| 難易度 | ★★★ |
| 合格率 | 50〜60％ |
| 費用 | 79,750円 |
NSCA-CPT／NSCA JAPAN
NSCA-CPTは、前項のNESTA-PFTと同様に採用条件に加えられることが多い資格です。
子ども・高齢者・女性・男性、すべての人に健康促進をサポートするトレーニングやメニュー作り、または食事改善の知識やプラン作成などといったパーソナルトレーナーが指導すべき項目を学ぶことができます。
また、アスリート向けのトレーニングや傷害予防、病気を抱えた方へのプログラムも用意されているそうです。
NSCA-CPTの資格取得者は、さまざまな目的に対応できる知識を備えたトレーナーです。
| 知名度 | ★★★★★ |
| 難易度 | ★★★ |
| 合格率 | 65〜75％ |
| 費用 | 46,090円 |
NSCA-CSCS／NSCA JAPAN
NSCA-CSCSは、アスリートやスポーツ選手など専門的な分野のトレーニング・食事管理を指導できる資格です。
チームプログラムやスポーツ心理学、栄養学、ドーピング、施設運営といった幅広い知識を求められます。
深い知識と技術を持ち合わせたトレーナーとして一段踏み込んだ、よりプロフェッショナルな人材です。
| 知名度 | ★★★ |
| 難易度 | ★★★★ |
| 合格率 | 50〜55％ |
| 費用 | 84,370円 |
JATI-ATI／日本トレーニング指導者協会
JATI-ATIは、日本団体の資格のため、日本の環境や日本人に適したトレーニング方法を学ぶことができます。
協会内でコミュニティが組まれており、情報交換や技術の追求なども行え、最新の情報をキャッチすることも可能。
アスリートをはじめ一般の方にも、科学的根拠に基づいたトレーニングを提供ができる専門的な資格の一つです。
さらにグレードアップした上級トレーニング指導者（JATI-AATI）、特別上級トレーニング指導者（JATI-SATI）も目指すことができます。
| 知名度 | ★★★ |
| 難易度 | ★★★ |
| 合格率 | 50～70% |
| 費用 | 一般科目 60,500円／専門科目 66,000円 |
JSPO-AT／日本スポーツ協会
JSPO-AT（アスレティックトレーナー）は、公認団体から推薦を受けた人のみが受講できる資格です。
主に、アスリートをサポートする専門的な知識と技術を学びますが、怪我やリハビリなども対象のため有資格者はメディカル系のパーソナルトレーナーとしても活躍しています。
身体や健康、食事改善などプロの視点から指導できます。
| 知名度 | ★★★ |
| 難易度 | ★★★★★ |
| 合格率 | 20〜30％ |
| 費用 | 共通科目22,000円／専門科目55,000円 |
JHCA-FC／日本ホリスティックコンディショニング協会
JHCA-FC（フィジカルコンディショニング）は、健康・美容・運動による予防医学をベースに、運動の基礎や専門的なコンディショニング方法を指導する認定資格です。
アスリート・マンツーマン・グループレッスン、さまざまなニーズに対応できるトレーニング方法や知識を深く学ぶため「怪我予防」や「機能改善」などの悩みにも寄り添ってくれます。
| 知名度 | ★★ |
| 難易度 | ★★ |
| 合格率 | 60〜70% |
| 費用 | 16,000円 |
筋トレインストラクター／日本インストラクター技術協会
筋トレインストラクターは、筋肉を鍛えるための運動や器具の使い方などを指導できることを証明する資格です。
筋トレを中心とした知識を学び、効率的なトレーニングを実践できるチカラをつけることが求められます。
理想の体づくりへと導くことができるため、パーソナルトレーナーにうってつけの資格と言えるでしょう。
| 知名度 | ★★★ |
| 難易度 | ★★★ |
| 合格率 | 70％ |
| 費用 | 10,000円 |
資格＝知識量！パーソナルジム選びに役立てよう！
パーソナルトレーナーは資格がなくてもなることができます。
独学やこれまでの経験などから豊富な知識を持ち、資格に関係なく指導することは可能です。
一方で、ユーザーがパーソナルジム選びをするときに参考となるのが「資格の有無」ではないでしょうか？
資格があるということは、トレーナーになるための知識を学び、証明できているということ。
とくに紹介したおすすめの資格保持者は、マンツーマンで指導するパーソナルトレーナーにうってつけの資格です。
ぜひパーソナルジム選びの参考にしてくださいね。
| ＜ジム選びにおすすめの資格7選＞ NESTA-PFT NSCA-CPT NSCA-CSCS JATI-ATI JSPO-AT JHCA-FC 筋トレインストラクター |
